世界と自分を考える、かえるんのブログ

慶応→ベンチャー→銀行→資産運用会社。かえるんが世界と自分について考えるブログ。

原油価格はなぜ下がったのか、3秒で説明します

こんにちは。かえるんです。

 

お久しぶりのブログになりました^^

 

そして、今回のテーマですが、

 

「原油価格はなぜ下がったのか」

 

について、お届けします。

 

ご存知でない方にもわかりやすいように、ものっすごく簡単に説明してます。

 

 

原油価格はなぜ下がったのか。ですが、

 

理由は、

 

「アメリカがシェールガスという原油に代わる、

 エネルギーを使い始めたから」

 

です。

 

ちなみに、シェールガスというのは、

海底などの一番したの底の部分に積もっているものが、

岩のように硬くなったものです。

 

そんでもって、そこから天然ガスが取れるようになった訳です。

 

 

以前は採掘(採る)ための技術がなかったために、

採ることができなかったのですが、とれるようになったのですね。

 

 

んで、そうすると、なんで、原油価格が下がるの?

 

 

ということですが、

 

今まで原油というのは、サウジアラビアなどの産油国から

アメリカが輸入していました。

 

アメリカは世界最大の原油を使う国だった訳ですね。

 

んで、アメリカが「シェールガスがとれるから、もういらん」

と言ったので、サウジアラビアなどの産油国は、怒った訳です。

 

そんでもって、原油の価格は、今まで使っていたアメリカが、

使わなくなったために、下がったんですね。

 

サウジアラビアなどの国は、本来であれば、

自分たちが生産する原油の量を減らせば、

原油価格はもとに戻る可能性もあるのですが。

 

 

これがまた、サウジアラビアなどの産油国側も、

原油を生産する量は減らしませんでした。

 

 

アメリカのシェールガスの価格を下げるために。

 

 

世の中全体的に原油価格が下がったために、

アメリカのシェールガス開発企業は、

経営不振に陥ったりしました。

 

 

さて、ここで注目したいのは、

単に原油価格が下がった要因だけに注目するのではなく。

 

 

アメリカとサウジアラビアなどの中東の国々との関係性です。

 

 

今まで、アメリカはサウジアラビアなどの中東の国を

支援してきました。理由は、原油を輸入したいから。

 

 

ただ、アメリカがシェールガス革命のもと、

自分の国でエネルギーを用意することができるようになったため。

 

 

アメリカはサウジラビアなどの国との関係性を

重要視しなくなったのですね。

 

 

オバマ大統領の時代になってから、

サウジアラビアとアメリカの関係性は悪くなっています。

 

 

アメリカがシリア情勢にかかわることを

積極的でない理由もこういった理由につながっていますね。

 

 

原油というのは、世界情勢を考える上で、

結構面白い要素になるので、

 

今回は取り上げてみました。

 

 

 

ではまた〜^^